8月のコラム

「冥王星の移動について」

こんにちは、石川楓花です。

最近の夏は過激な暑さだったり、豪雨だったりと大変ですよね。どうぞお身体気をつけてお過ごしください。今月は、「冥王星」のお話です。冥王星というのは天体の中でも、一番ゆっくり動く天体です。その分影響力も大きいのですね。ひとつの星座を移動するのに10年以上、時には20年もかかってしまうので、世の中の大きな流れを見ていくときに使う天体です。最近の冥王星は山羊座にいたのですが、昨年より水瓶座との間を行ったり来たりしています。山羊座というのはどういう性質を持った星座かというと、「古いものを重んじる」「何かをそのまま継続する」「計画を立てて実行する」「年長者を大切にする」という感じでしょうか。そして水瓶座は、「古くなったものを改革する」「それぞれ独自性を重要視する」「自分らしさを意識する」「年齢や性別を気にしない」性質を持っています。冥王星は、0か100かというくらい極端なこだわりを見せる天体ですから、山羊座から水瓶座への移行で、昨年から今まで当たり前に継続されてきたものを変えていく傾向が見られます。キャッシュレスなどもそのひとつと言えるでしょう。今年はずっと水瓶座にいた冥王星が、9月2日から11月の20日まで山羊座に戻ります。ここが最後の山羊座冥王星なので、最後に山羊座の性質がとても強まりそうです。昭和レトロなものがクローズアップされたり、昔からのやり方や現金が評価されたりすることも。ただ、水瓶座に入ったとしても、古くて良いと認められたものはずっと残ります。何もかも新しいシステムになってしまうわけではないので安心してもいいかもしれません。変化を柔軟に取り入れる工夫をしてくださいね。

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